医療脱毛はエステ脱毛と比較すると使用する機器の出力が高いので、回数も少なく、効果もスピーディーに出ます。
その効果は素晴らしく、
ですが、1回の脱毛で処理できるのは全体の約20%程度と言われており、完璧にムダ毛が生えないようにすることはできません。
こちらのページでは実体験を元にして、医療脱毛をする際に必要な回数を徹底解説し、まとめています!
- 医療脱毛の回数について必要な知識
-
- 部位ごとに必要な回数
- 剛毛・産毛で回数は変わります!毛質ごとに必要な回数
- レーザー機器別に必要な回数
- 回数ごとの痛みの度合いについて
- クリニックごとに推奨されている必要回数
医療脱毛を受ける際は参考にしてみてください。
目次
医療脱毛は、何回で効果実感できる?全身に必要なコースの回数は?
クリニックでは全身脱毛の完了目安として5回コースを推奨するところが多いですね。
こちらはあくまで目安なので、部位によって、毛質によって、レーザー機器によって、肌との相性によっても必要な回数は変わってきます。
なので医療脱毛をする際は、希望部位がどのぐらい回数が必要なのか調べてから無料カウンセリングを受けることをおすすめします。
下記に部位ごとの回数をまとめましたので参考にしてみてください。
3回?5回?8回?どれが正解??医療脱毛、部位ごとに必要な回数の目安とは?
部位ごとに毛質は違います。
なので部位によって、回数も変わってきます。
毛質について個人差があるので全ての方には当てはまりませんが目安としてお考えください。
自己処理が楽になる必要な回数 | ツルツルになるまでの必要回数 | |
---|---|---|
VIO | 5回 | 8回~12回 |
ハイジニーナ | 5回 | 8回~12回 |
顔 | 5回 | 8回~12回 |
鼻下 | 5回 | 8回~12回 |
脇 | 5回 | 5回~8回 |
背中 | 5回 | 8回~12回 |
うなじ(襟足) | 5回 | 8回~12回 |
ひざ下・ひじ下 | 5回 | 5回 |
ひざ上・ひじ上 | 5回~8回 | 8回~12回 |
VIOの必要回数
VIOはレーザーの機器の種類にもよりますが、形を整える程度であれば、5回ほどで十分満足できます。
比較的に毛が濃い部分なので、回数ごとに効果を実感しやすいです。
1回目~2回目は毛の量を減らすために全体にレーザーを当てる方も多いです。
ハイジニーナにする必要回数
産毛もないほどのツルツルのハイジニーナにするには8回~12回ほどの回数が必要になります。
ハイジニーナにすることで衛生的にも清潔になるので、近年はハイジニーナにする人も増えていますね。
粘膜部分までレーザーを当てないクリニックもあるので、無料カウンセリングの時に確認してみてください。
顔の必要回数
顔は基本的に産毛の部位です。
なので、自己処理が楽になるぐらいだと5回で満足できると思いますが、ツルツルにしたいとなると8回~12回は見ておきましょう。
顔を医療脱毛することで、
鼻下の必要回数
鼻下は顔の中でも毛が濃く密集している部分ですね。
回数ごとの効果も顔の中で一番実感しやすいです。
そして毛が濃い分、自己処理が楽になるレベルは5回ほどで大丈夫でしょう。
ツルツルを目指すなら8回~をおすすめします。
脇の必要回数
脇も毛が濃い部分なので効果を実感しやすく、回数的にも少なくて済むでしょう。
基本的に毛が濃い部分は1回の脱毛で「もうこれで大丈夫かも?」と思えるほどポロポロと抜けるので、感動しますが、
眠っている毛は生えてくるので、満足できるまでの回数は、5回は必要になってきます。
背中の必要回数
背中の毛は自己処理がしにくいので脱毛したい方も多いですよね。
ドレスアップした時などは特に気になる部位だと思います。
しかも背中は産毛の部位なので、回数も多くかかります。
エステ脱毛では何回受けても、あまり変化のない部位でもありますね。
私自身そうでした。
医療脱毛だと産毛の毛根も破壊できるパワーがあるので
背中は5回だと足りないと思うので、6回〜8回は見ておいたほうがいいでしょう。
ツルツルにする場合は8回以上かかる可能性もあります。
うなじ(襟足)の必要回数
うなじも背中と同様の産毛の部位です。
クリニックではうなじを襟足と呼んで分けているところもあります。
よくうなじと背中セットで3回程度で終われないかという質問を見かけますが、3回では量が減ったぐらいなのでまだ毛が生えてる感は見てわかります。
背中と同様に6回〜8回を見ておいたほうがいい部位です。
ひざ下・ひじ下の必要回数
ひざ下・ひじ下は毛が濃い部分です。
約5回ほどで十分効果を実感できます。
毛量の多い場合は6回以上必要です。
ひざ上・ひじ上の必要回数
ひざ上は・ひじ上はひざ下・ひじ下に比べると、毛が産毛になってきます。
なので回数で言うと5回では物足りない場合もあります。
特に二の腕や太ももの内側部分は毛が細く色も薄いので、ツルツルにしたい場合は8回ほど目安にするといいでしょう。
このように産毛と剛毛部分では回数が若干変わってきます。
次の章では産毛と剛毛に分けた時に回数がどのぐらい違うのか見ていきましょう。
毛質別に回数比較!剛毛は早く完了できる?産毛は効果実感まで時間がかかる?
人によって毛の太さ、毛の濃さは変わってきます。
肌の色とレーザー機器の相性でも効果の出方は変わってくるので、回数も変わってきます。
毛質別にまとめたのでご自身の毛質と照らし合わせて目安にして参考にしてみてください。
剛毛への必要回数
まず剛毛とは、毛が太い状態を指します。
単純に太いだけですと、
ですが問題は、毛の量ですね。
肌表面に出ている毛は成長期と後退期の毛です、その中でも成長期の毛にレーザーは反応します。
そして2ヶ月後には休眠期の毛が生えてくるのでその毛に照射していくのです。
成長期の毛に反応する割合は1回で約20%と言われています。
なので、剛毛で毛の量が多い場合は、成長期の毛に対してはレーザーも反応しやすいですが、1回で反応するのは約20%なので、毛の量が多い場合は回数も増えます。
数か月冬眠する毛も有るので、剛毛の方で医療脱毛を数回受けていて効果を実感できない場合は、冬眠していた毛が生えてきている時期の可能性もありますね、
基本は毛が太い分、効果も実感しやすいので、5回で自己処理は楽になると思いますが、毛量でも回数は変わってきますので、毛の量が多いと感じている場合は5回以上で、6回〜12回を目安に受けることをおすすめします。
剛毛で毛量も多い場合のレーザー機器はアレキサンドライトレーザーをおすすめします。
産毛への必要回数
産毛はメラニン色素も薄いので、レーザーが当たっても反応しづらい毛と言われていました。
最新のレーザー機器の機種ですと随分と産毛に対しても効果が上がっています。
産毛の部位は毛の量も多いので8回~12回を目安にするのをおすすめします。
産毛におすすめのレーザー機器は、痛みも少ないダイオードレーザーのライトシェアデュエットをおすすめします。
男性(メンズ脱毛)
同じヒゲでも女性の鼻下とは全く違うと言っても良い男性の毛質ですが、ほぼ目立たない程度にできるまでに8回以上かかります。
鼻下やあごのひげをツルツルにするには毛量も多いので10回~15回は必要とのことです。
毛根が深い男性のヒゲ脱毛には、YAGレーザーが向いていると言われています。
医療脱毛はレーザー機器によって回数が変わる?レーザー機器の種類別回数目安
毛質や肌質とのレーザーの機器の相性もあるので、一概にレーザー機器の種類だけで回数が変わるとは言い切れないのですが、
そのレーザー機器を取り扱っているクリニックによっては推奨する回数の提示が違ったり、
レーザー機器によって変わってくる回数の違いの目安をまとめましたので参考にしてください。
アレキサンドライトレーザー | ダイオードレーザー | ヤグレーザー | |
---|---|---|---|
剛毛への効果 | ![]() |
![]() |
![]() |
全身脱毛目安回数 | 5回~8回 | 8回~12回 | 5回~8回 |
代表的な最新機種 | ジェントルレーズプロ | ライトシェアデュエット | ジェントルヤグ・G-MAX |
使ってる代表的なクリニック(公式サイトへリンクします) | ・レジーナクリニック ・湘南美容外科クリニック ・ジュエルクリニック |
アリシアクリニック ・リゼクリニック ・湘南美容外科クリニック |
・アリシアクリニック ・リゼクリニック ・ジュエルクリニック ・フェミークリニック ・レヴィーガクリニック |
レーザー機器の種類によって特性や特徴が違い、それは波長の長さからもわかります。
詳しいレーザー機器についての特徴は、こちらのレーザー機器を徹底比較した記事をご覧ください。
アレキサンドライトレーザーの回数目安
アレキサンドライトレーザーは、レーザー機器の中でも即効性のある効果を実感できます。
約2週間経たない内に施術部位の毛がポロポロ抜けてきます。
産毛まで残らずツルツルにしたい場合は、約8回の回数が必要になってきます。
ダイオードレーザーの回数目安
ダイオードレーザーは痛みも少なく、産毛にも効果が高いと言われています。
照射口が広いので打ち漏れも少ない点が良いです。
一瞬で破壊するというよりも広範囲にじわじわとダメージを与えていくのでアレキサンドライトレーザーと比べると、若干回数は多く推奨されます。
ツルツルにしたい場合は8回以上をおすすめします。
ヤグレーザーの回数目安
ヤグレーザーは色黒の方や男性のヒゲに対しても効果的です。
部位で言うと、VIOやワキに対しておすすめです。
それだけ波長が長く、肌の奥まで届くので、痛みは強くなります。
VIOやワキのような毛の濃い部分に対しては5回ほどで十分効果を実感できます。
医療脱毛のクリニックの選び方
クリニックを選ぶ際は、脱毛したい部位を明確にして、その部位に対して効果的に脱毛できるレーザー機器が備わっているか、
そして、追加料金などもなく金額的にも安心して通えるか、事前に調べた上で、まずは無料カウンセリングを受けることをおすすめします。
今はどのクリニックでもネットから簡単に予約できるのと、
これはエステ脱毛との違いでもある医療機関であることも大きいようです。
- クリニックを選ぶポイント
-
- 効果的に脱毛できるレーザー機器が備わっているか
- 金額的にも安心して通えるか
- 無料カウンセリングでクリニックの雰囲気を実際に見てみる
医療脱毛の回数ごとの痛みとは?1回めは激痛?
医療脱毛はムダ毛に医療用の特殊なレーザーを照射して、毛根部分に熱を発生させることで毛母細胞を破壊し、ムダ毛を再生させる機能を失わせることによって脱毛効果を発揮します。
脱毛で使用されるレーザーはメラニンと呼ばれる皮膚や体毛の黒い色素を感知して熱を発生させます。
剃毛済みのムダ毛毛根部に照射すると、皮膚よりもメラニン量の多い毛根部分にピンポイントで熱を発生させますので、肌全体に痛みが生じることはありませんが、レーザーが反応した部位は反応した分だけ痛みが生じます。
毛の濃い部分が痛いのはこの為ですね。
なので、回数ごとに毛が減っていくに従って痛みは軽減されます。
回数ごとの痛みの目安をまとめたので参考にして不安を取り除いてください。
回数 | 痛みの感じ方 | 痛みレベル |
---|---|---|
1回目 | 毛量も多く太いけが多いので1回目が一番痛みを感じやすいでしょう。 | ★★★★★ |
2回目 | 1回目よりも毛の量も最初よりも少なくなり、緊張もほぐれているのでその分痛みは和らぎます | ★★★★ |
3回目 | 慣れてきて顔をしかめることも少ないでしょう | ★★★ |
4回目 | 毛の濃い部分はほとんどなくなり、ほぼ痛みは無くなっています | ★★ |
5回目 | 濃い毛はもうないでしょう。産毛に対する痛みはほぼ無痛です。 | ★★ |
6回目~8回目 | 眠ってしまうほど痛みは感じないでしょう | ★ |
8回目~12回目 | 眠ってしまうほど痛みは感じないでしょう | ★ |
1回目の医療脱毛の痛み
1回目が一番痛みを感じます。
毛量も多く、毛の濃さも一番濃い時期ですので、
痛みと緊張をを和らげてくれるように、クリニックでは看護師さんが声をかけながら施術してくれます。
私自身も、初めての医療脱毛では痛みの怖さに震えながら行きましたが、痛みが強いと言われている脇でさえも「えっもう終わり?」という感じでした。
どうしても痛みが強い場合は相談してみてください。
出力を下げてくれたり、次回からは麻酔を検討してくれます。
2回目の医療脱毛の痛み
2回目の医療脱毛は
1回目で痛みを感じた方は2回目に麻酔を使用する場合も多いようです。
3回目の医療脱毛の痛み
3回目の医療脱毛は個人差はありますが、毛が約50%ほどなくなっています。
痛みも全然違う物になってきていますね。
VIOなどの毛が濃い部分はまだ痛みを感じます。
4回目の医療脱毛の痛み
痛みはほぼ無くなって、VIOなどの毛の濃い部分は輪ゴムで弾かれたようなピチッとした痛みを感じるぐらいかと思います。
5回目の医療脱毛の痛み
5回で濃い毛の毛根は破壊出来ていると思います。
あとは産毛が若干残ってる方もいるでしょう。
6回目~8回目の痛み
中には眠ってしまうほどの方もいるとか。
8回目~12回目の痛み
上に同じくもう反応する毛も無くなっています。
医療レーザー脱毛の回数について~まとめ~
全てのムダ毛が完全に生えてこなくなるまでには、1箇所につき5回以上の施術が必要です。
従来はムダ毛の生え替わりサイクルを無視して施術を受けると脱毛効果が半減してしまうため、施術を受けるサイクルは2~3か月を遵守する必要がありましたが、最近は機械の進歩により、間隔が短くても可能なクリニックもあります。
エステ脱毛と比べると、
短期間で少ない回数で脱毛を終わらせたいという人に医療脱毛をおすすめします!