洗顔は方法を間違えると、洗顔料が洗い残ってしまったり、摩擦で肌に負担がかかり、
後になって「シミ」や「シワ」などの肌トラブルになる場合もあります。
普段なんとなく洗顔をしている方も、
この機会に正しい洗顔方法を習得することで、未来の美肌が手に入るでしょう。
こちらのページでは基本的な正しい洗顔方法と、洗顔方法で注目したい、下記点にポイントを置いてまとめました。
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- ①一般的な正しい洗顔方法
- ②クレンジングと洗顔どちらが先?正しい順番とは?
- ③肌質別・メイク別の正しい洗顔方法と洗顔の種類とは?
- ④そもそも洗顔って必要ないの?
くすみや毛穴のつまりのない美肌を目指したい方は、ぜひスキンケアの基本となる洗顔で、美肌を手に入れてください♪
正しい洗顔方法8つの順番とは?洗顔とクレンジングどちらが先?
まずは洗顔の基本的な順番やポイントを確認しましょう。
- 洗顔の8つの基本の順番とポイント
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- ①洗顔を行う前に手を洗いましょう。
- ②メイクをしている場合は先にクレンジングで落としておきます。
- ③水に近いぬるま湯で軽く顔を洗い場がします。
- ④洗顔料はそのまま付けずに泡立てネットなどで空気を含ませながら泡立てます。
- ⑤きめ細かい泡で先に油性の多いTゾーンを泡を転がすように洗います。
- 次に目の周り頬に泡を広げるイメージでなじませます。力は入りません。
- ⑥水に近いぬるま湯でよくすすぎます。
- ⑦柔らかいタオルで押さえるように水気を拭き取ります。
まとめるとこのようになります。
それでは細かくポイントを見ていきましょう!
洗顔順番①洗顔を行う前に手を洗いましょう。
こちらは洗顔の基本ですね。
ハンドソープがなければお湯だけでもいいので手を洗い流しましょう。
洗顔順番②メイクをしている場合は先にクレンジングで落としておきます。
基本的にはメイクをしている場合はクレンジングが先です。
クレンジングの中には洗顔が不要のものもありますので、普段使っているクレンジングの説明書を読んでおきましょう。
洗顔はこれらのメイクを落とした後に行います。
クレンジングの詳しいやり方はこちらのページでまとめています。
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それでは早速洗顔をしていきましょう!
洗顔順番③水に近いぬるま湯で軽く顔を洗い流します。
メイクをしていなくても顔は常に外に出ている状態なので、目には見えない埃や空気中の雑菌などもついています。
なので、洗顔する前に軽く洗い流しましょう。
これを行うことで、
洗顔順番④洗顔料はそのまま付けずに泡立てネットなどで空気を含ませながら泡立てます。
洗顔料の中にはジェル状のものもあり、そのまま泡立てずに洗顔するものもあります。
泡立てるタイプのものは、泡立てネットなどを使い、キメの細かい泡を作りましょう。
使用量はメーカーの推奨量を守ります。
こうすることで、肌と手の摩擦が減り、ダメージなく洗顔することができます。
洗顔順番⑤まずはTゾーンを泡を転がすように洗います。
Tゾーンは油分の多い部位です。
Tゾーンから先に洗うことで、他の乾燥しやすい箇所とバランスを取って洗顔することができます。
その後、頬や、目元、口元に泡を広げて馴染ませましょう。
この際のポイントは
そうすることで余計な力が入らず、ゴシゴシ洗いを避けることができます。
目元や口元は皮膚が薄いので、力が入りすぎないようにしましょう。
洗顔順番⑥常温に近いぬるま湯(20度~30度程度)ですすぐ
常温に近いぬるま湯(20度~30度程度)で丁寧にすすぐ事は重要なポイントです。
敏感肌やアトピー肌の方、赤ら顔になりやすい方は、このすすぎの過程で必要な油分を逃してることもあります。
皮膚科の先生も推奨しています。
シャワーを直接顔に当てるなどは乾燥肌の元なので気をつけましょうね。
また、
洗顔料が残りやすいポイントなので気をつけてください。
洗顔順番⑦清潔なタオルで水分を取ります。
清潔なタオル押さえるようにして水分を取ります。
洗顔後は肌の水分が蒸発しやすいので、すぐに化粧水や保湿液で水分を補給しましょう。
それでは次は、
肌質別・メイク別の正しい洗顔方法と洗顔の種類とは?
洗顔料はメイクや肌質に合わせて選ぶことをおすすめします。
洗顔料の種類は大きくわけると以下の5つの性状があり、それぞれに特徴があります。
洗い上がり感 | |
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石鹸タイプ | スッキリ系です。透明タイプと不透明なタイプで差はあります。 |
洗顔フォームタイプ | しっとり洗い上がるタイプが多いです。 |
リキッドタイプ(ジェルタイプ ) | さっぱりした洗いあがりのことが多いです。 |
ムース(泡)タイプ | 界面活性剤を多く含むものもあり、つっぱる感じのことも。 |
粉末タイプ | 酵素を使って汚れを落とすタイプのものが多く、角栓までスッキリ洗えます。 |
それではそれぞれの洗顔料の種類ごとに特徴を見ていきましょう!
石鹸タイプ
もっとも一般的で、石鹸には透明なタイプ、不透明なタイプがあります。
透明タイプは一般的に保湿成分がたくさん入っていて洗浄力もマイルドなことが多いですが、
不透明なタイプは洗浄力は透明タイプよりもやや強めと言えますね。
しっかり洗いたい方向きです。
洗顔フォームタイプ
一般的で様々な種類があり、全ての洗顔フォームに共通しているこで言うと、
しっとり洗い上がるタイプは保湿成分で油分が多く含まれていることあります。
洗い残ってる気がして気になる方は石鹸がおすすめです。
リキッドタイプ(ジェルタイプ)
一般的に水分が多く、洗浄力が高めのものが多いですが、最近だと優しい洗い心地でスクラブのように使えるものも多いですね。
しっとりタイプのものはオイルや保湿剤が多く入っており、洗顔中に皮膚に油膜を作って、乾燥を防ぐ仕組みになっています。
ムース(泡)タイプ
泡立てる手間もなく、手軽に使用できる反面、界面活性剤を多く含むものもあります。
敏感肌の方は注意が必要ですね。
固い泡のものは発泡剤を多く含んでいることもあり、お肌に負担がかかることもあります。
粉末タイプ
水を加えて泡立てるタイプの洗顔料です。
こちらは酵素やパパインを配合していて、角質ケアをしながら汚れを落とすタイプが主流です。
洗浄力は強いものから弱いものまで様々ですが、
毎日ではなく週に1回〜2回ほど取り入れてみるのも良いですね。
洗顔で肌が荒れたかも…そんな時の洗顔方法と正しい選び方
洗顔料にはいろいろなタイプがありますが、肌にいろいろな成分が残留しにくいのは、石鹸と言われています。
なのでアトピーの方や敏感肌の方は、洗顔する場合は純石鹸をおすすめします。
メイクをしていたら、クレンジングは必要ですが、ノーメイクでしたらぬるま湯で洗うだけでも十分です。
ぬるま湯で15回〜20回ほどゆすぐだけで、表面についたホコリや余分な皮脂は落ちます。
洗い上がりをしっとりさせるために、余計な油分や成分が洗顔料に入っていると、
顔に残ってしまい、肌トラブルの原因になることもあります。
そして、最近では石鹸か洗顔料か区別できないこともありますね。
この時に見分けるポイントがあります!
合成界面活性剤が成分に含まれていれば、洗顔料です。
以下に合成界面活性剤をまとめたので、敏感肌の方や最近洗顔で肌が荒れた方は、参考にして避けてみてください。
- 合成界面活性剤
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- ラウレス硫酸ナトリウム
- ラウリル硫酸ナトリウム
- スルホン酸ナトリウム
- ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩
- キシレンスルホン酸アンモニウム
- パレス−3硫酸ナトリウム
- パレス−3硫酸アンモニウム
- ラウリル硫酸アンモニウム
- アルキルエーテル硫酸ナトリウム
食品に使われている天然の界面活性剤もあります。
上記の合成界面活性剤は刺激が強い場合もあるので、お肌が敏感な方は避けましょう。
洗顔の正しい方法・やり方のまとめ
洗顔は正しい方法をすることで、乾燥しなくなったり、肌トラブルがなくなることもあります。
それだけ、実は洗顔で肌トラブルにつながっていること多いんですね。
正しい洗顔のやり方を取得して、ツヤ肌を手に入れましょう♪
メイクや肌質に合わせた、肌に負担のない方法で、ご自身に合う洗顔方法を試していきましょう!